KEEP GREEN HOUSE

サーキュラー・デベロップメント第一弾として計画された木造オフィス兼用住居。グリーンデザイン・施工・メンテナンスまで行う会社のオフィス環境を、地球環境をテーマに設計活動するチームで共同設計を行い、ランドスケープと一体となった建物である。

ここで考えたのは、均質な土地を前提としたパッケージ型の環境建築と異なり、そこにあ る大地と向き合い、地形に対して最も合理的で最小限の手続きで建てられる建築である。 大地に対する負荷が小さい建ち方はどのようなものか、農業用構築物のように単純な架構 で自然エネルギーを収穫する、新しい環境配慮型の建築(ZEB)である。

MEMBERS

設計・監理担当：SUEP. / 末光弘和＋末光陽子 ,永瀬智基（在籍時担当）
構造：yAt構造設計事務所（森部康司）

施工：青木工務店

写真：中村絵

DATA

竣工：2022年8月
所在地：神奈川県川崎市
工種：新築
用途：オフィス
敷地面積：1,468.63㎡
建築面積：312.21㎡
延床面積：330.36㎡
構造規模：木造2階建て

MEDIA・PRIZE

2023年　新建築2023年1月号
2023年　日経アーキテクチュア2023年2月23日号
2023年　NHKWorld デザイントーク＋2023年　4月20日放送回
2023年　商店建築社Green is vol.4